那須塩原の化石の原石から数十万年前を想像しました。

6年生は理科の時間に那須塩原の原石から、それが作られたとされる数十万年前を想像しました。
とはいうものの、子供たちが得ている情報は現地の地層の写真と、目の前の原石、そしてそれらが数十万年前にできたということのみです。
情報を少しでも得るために、化石がもつ意味を話しました。
化石が出てくれば、その土地ができた当時の環境がある程度分かることです。

子供たちは、ハンマと平タガネやマイナスドライバーを使って原石をさっそく割っていきました。
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「先生。あった、ありましたよ!」
「あっ!?何か出たよ!」
「これ何ですか?葉っぱじゃないし・・・・」
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化石が出た瞬間の喜びって、やった人しか分からないと思います。
パカッと割れたときに、そこに何かが出てきた喜びは、まるで宝探しで宝を見付けたような喜びなのだろうと思います。

今日は、様々な木の葉の化石や種の化石が多く見付かりました。
また、もしかしたら昆虫かもしれない・・・・そう思われる化石も見付かりました。

9月12日には、今回の化石が含まれている地層よりもさらに古い地層を見に行きます。
およそ200万年前の地層です。
また、あらたな出会いが待っているはずです。