ひまわりの種の収穫とその周辺での発見!

3年生が教材園で育ててきたひまわりの種を収穫しました。
小指の爪ぐらいの大きさの種からものすごい数の種が収穫できたことや、のこぎりで切らないと切れないくらい丈夫で太い茎になったことに子供たちは驚いていました。
数多く種を持ち帰りました。
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種の収穫を終えて理科室にもどり、あらためて先ほどのひまわりの茎を子供たちに見せました。

「すっごく太いよ。」
「木みたいに固いよ。」
「茎の中を見ると、本当の木みたいになっている!」
「ああーっ!茎の真ん中を触ったら、バナナみたいに柔らかいよ!」
「本当だ!スポンジみたいになっているよ!」

子供たちの興味は、種から茎の真ん中にあるバナナのようなスポンジのようなものへと移っています。
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「先生。きっと、このスポンジのようなのが水を吸い上げて、ひまわりの上のところまで水を運んでいるんだよ。」
「先生、ちょっと実験してみていいですか。
このスポンジみたいなのを水の中に入れて、水がしみこんでいくかどうかやってみたいんです。」

せっかくなので、教卓でその実験をやってもらいました。
子供たちはその実験をじっくりと見たかったのでしょう。
自然と教卓の周りに集まってきました。
ひまわりの茎からスポンジ様な物を少し取り出し、水の中へそのスポンジのようなものを入れました。
しばらくして持ち上げ、ギュッと押してみると・・・・

「ああーっ!!」

したたり落ちる水に子供たちは一様に歓声を上げていました。
あらためて3年生の感性の鋭さを感じた1時間でした。img_5704