4年生は理科の学習で水の三態変化について学んでいます。
先日まで、グラウンドの水たまりの行方について学び、「蒸発」「水蒸気」というキーワードで説明できるようになりました。
今日は、水を温めていくと、水の状態はどのように変化していくのか、また温度はどのように変化していくのか、じっくりと観察して、気が付いたことをテレビでアナウンサーが行う実況中継のようにノートに記録していきました。
火をつけてからおよそ5分ほどで丸底フラスコの底から無数の泡がひっきりなしに出る様子に子供たちは興奮していました。
また、丸底フラスコの上から出続けている湯気の存在にも気が付いていました。
さらに子供たちが驚いたのが水温のこと。
「先生。温度がなーん上がらんよ。」
「100℃あたりを行ったり来たりしとるよ。」
こんな声があちらこちらから聞こえてきました。
8分後に火を止めました。すると今度は、それまで無数に出ていた泡がスーッと出なくなり、と同時に、丸底フラスコの上面に水滴がどんどん付いていく様子に気が付いていきました。
わずか15分間でしたが、子供たちは大変集中し、水の状態変化を見つめ、実況中継していました。