モンシロチョウの幼虫の観察(3年)と種子の発芽の実験(5年)

3年生は、ずっと育ててきているモンシロチョウの幼虫の観察をしました。
自分たちのグループで育てている幼虫。
知っているようで案外と知らないことが多いことに子供たちは気が付いていきました。

「先生。吸盤みたいのが付いているよ。」
「うわっ!フンをした。最初は白っぽかったのに、時間が経つと色が変わったよ。」
「キャベツをもりもり食べているよ。」
「心臓みたいのが動いて見えるよ。」
「キャベツから幼虫を持ち上げると、糸みたいのが出てきたよ。」

実に興奮気味に話してくれました。
中には、
「幼虫、気持ち悪いよ。」
と言っていた子もいました。ところが、その子からこんな声が聞かれました。

「先生。よく見ると、かわいい顔しているよ。すっごく口もかわいいよ。」

見ているようで見ていない、じっくりと観て、触ってみると気が付くことが多いことに気が付いていました。
IMG_1568 IMG_1540 IMG_1539 IMG_1571 IMG_1591 IMG_1576 IMG_15795年生は、ずっと実験してきている「種子の発芽の条件」の結果を見るところから授業をスタートしました。
前回の授業で「種子の発芽に空気は必要か?」という問いについて考え、予想と仮説を立てました。
結果を見た子供たちは、一様に驚いていました。
そして実験結果から「種子の発芽には、やはり空気が必要であること」考察としてまとめていきました。
続いて「種子の発芽には、日光(光)が必要か?」ということについて予想・仮説を立てました。

「必要だと思うよ。テレビで見たけど、LEDで光らせて野菜を育てていたよ。」
「必要ないよ。だって、畑に種をまいたあと発芽するでしょ。畑の土の中って、光が入らなくて暗いのに芽が出るでしょ。」

子供たちの仮説の多くは、これまでの経験から考えています。
その後、クラス全員の予想と仮説を見合う時間を取りました。
子供たちの予想は「必要」「必要ではない」に分かれてました。
結果が楽しみです。
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