5年生は、メダカの卵がいっせいに孵化しました。
昨日の段階では、目玉や動いている心臓がはっきり見えていました。
今朝、何人かの子供たちが
「先生。メダカ生まれたよ!」
と言いに来ました。
これまでずっと観察してきたメダカが孵化したことが嬉しかったのだと思います。
子供たちか飼っているメダカは本校の自遊園のメダカです。
水槽の水も自遊園の水です。
水を換えていませんし、えさも与えていません。
水槽の下に砂利を敷き、自遊園の水草(オオカナダモ)を入れてあるだけです。
それでも、卵を産み、今日まで一匹も死んでいません。
自遊園のメダカはえさを食べなくても生きていけるのでしょうか。
自遊園の水の中にえさになる何かがいるのではないかということで、顕微鏡で調べました。
徐々に
「すごい!これはアオミドロだ!」
「クンショウモがいる!」
「ゾウリムシだ!」
「なにやらあやしい動きをするものがいるよ」
驚きの連続だったことでしょう。理科室に備えてある本や教科書を参考に見えた生き物の名前を同定しようとしていました。
なかなか難しいのですが、肉眼では見えない水の中に確かに存在する小さな命を確認した瞬間でした。
昼休みに、大勢の5年生が理科室に観察の続きをしにやってきました。
ミジンコやワムシ等を見付けていました。
「先生。明日も来ていいですか?」
子供たち、熱中しています。
そこへたまたま通りかかった3年生の子供たちが理科室をのぞいていました。
顕微鏡をのぞかせてもらったり、一緒に図鑑で調べてあげてもらっていた3年生は嬉しそうでしたし、5年生が頼もしかったです。