5年生は理科「流れる水のはたらき」で、上流のゴツゴツした石が下流では小さく丸くなっていることを学びました。
でも、本当に固い石が丸くなるのかどうか、にわかには信じられない様子でした。
そこで、上流の石に見立てた「蝋石(筆石)」をサイコロ状にしたものを複数個用意し、それを水をペットボトルの1/3ほどに入れたところへ入れ、同じグループで10分間振り続けました。(多いグループで2000回を超えたようです。)
石が上流から下流へと流れていくことをペットボトルの中の水を振ることで机上実験しています。
10分後。
ペットボトルから出てきた蝋石の形を見て
「おおーっ!」
「丸くなっとる!」
一様に驚いていました。
また、あるグループは
「先生。少し上から落とすと、音が違いますよ!」
と最初の石と後の石との違いを比べる方法を見る以外でも見付けていました。
実際にやってみることで、子供たちは流れる水のはたらきによって石は角が削られ、小さくなっていくことを学んでいったようです。