5年生は理科「もののとけかた」に取り組んでいます。
今日は食塩やミョウバンは水50mLにどれだけでも溶けるのかどうか予想と仮説を立て、実験しました。
子供たちの予想や仮説は以下の通りです。
【予想ア】どれだけでもとける(14人)
【予想イ】どちらもとける限界がある(17人)
【予想ウ】その他(1人)
【予想ア】とした子の仮説は
「前の時間に食塩や角砂糖、ミョウバン等を溶かしていたとき、どんどん溶けていったから、きっとどれだけでも溶けていくのではないだろうか」
といったものでした。
【予想イ】とした子の仮説は
「前の時間に食塩や角砂糖はどんどん溶けていったけど、入れる回数が増えるほど、溶けるスピードが遅くなっていったから、きっと限界があるだろう」
「どんどん入れていくと重くなっていき、その分、水が濁っていくだろう。最後には溶けなくなるだろう」
「例えば食塩をどんどん入れていくと、しょっぱい味はどんどん強くなっていく。でも、しょっぱさには限度があるような気がする。それと同じことだと思う」
「水全体に食塩やミョウバンが見えないけれども埋めつくされる感じ。電車に人がどんどん乗っていって、最後には満員電車になる感じと同じだと思う」
「もしも溶ける限界がなかったら、大変なことになると思う」
といったものでした。
【予想ウ】とした子は
「たぶん、どこかで溶け残るだろう。でも、時間が経てばまた溶けるようになる気がする」
「食塩はどれだけでも溶けていくだろうけど、ミョウバンには溶ける限界があると思う。だって、前の時間に観察したときには、ミョウバンと比べると食塩の方が溶けるのが早かったから」
といったものでした。
早速実験です。
今回は、水の量を正確に量る道具として「メスシリンダー」の使い方を学びました。
全員が50mLを正確に量ろうと、グループのみんなと協力してチャレンジしました。
さっそく食塩を2gずつ溶かしていきます。
最初は順調に溶けていきました。
あっという間に溶け残りがなくなっていきました。
しかし、だんだん溶けるスピードが遅くなっていきました。
今日の授業だけでは実験が終わらなかったので、続きは明日やります。