4年生は、理科「人の体のつくりと運動」のまとめとして、手の模型作りをしました。
子供たちは、人の体は骨によって支えられ、筋肉の働きによって関節が動くことを学びました。
また、筋肉の骨に付着している部分を「けん」ということも学びました。
ひじの曲げ伸ばしは、筋肉の収縮運動であることは、自分の体を使ってやってみることで理解していきました。
手にはほとんど筋肉がないのに動くことに子供たちは驚いていました。
自分の一方の手首よりも少しひじ側を他方の手で持ち、指の曲げ伸ばしをすると、筋肉の収縮を感じることにも驚いていました。
この部分の筋肉の収縮と指の曲げ伸ばしが関係あることを子供たちは説明しました。
生活の中で便利に使われている道具の一つに「マジックハンド」がありますが、指の収縮の原理は、まさにマジックハンドとそっくりです。
手の甲に見える、指にまっすぐに伸びている骨のようなものが、指を動かしている筋肉につながっている「けん」であることを伝えると、これも驚いていました。
手の模型として、骨をストローで、指の関節をストローに切り込みを入れることで、手の腱を水糸で作りました。
子供たちは、作成過程でストローで作った指一本一本が動くことを確かめるように、何度も何度も曲げ伸ばしをしていました。
できあがった手の模型を使って、友達同士でジャンケンをすることも楽しんでいました。