約30万年前にタイムスリップ

6年生の理科の学習では「大地のつくりと変化」から始めました。
子供たちには、一枚の地層の写真を見てもらい、大きな特徴をつかんでもらいました。
目の前に見える「しまもよう」が、およそ30万年前にできたということ、そしてその30万年前というのは弥生時代や縄文時代よりもずっとずっと前であるということを話しました。
また、写真の地層の場所は、現在は海から直線で85km、標高が600mぐらい(五箇山ぐらい)だということも話しました。
「どうやって、目の前のしまもようはできたのだろう」
子供たちに問いました。
「海の中に元々あったものが火山か何かで浮かび上がってきたのではないだろうか」
「水が流れていって、削られたときに縞模様がついたのではないだろうか?」
いろいろな仮説が出てきました。それだけでもたいしたものだなぁと思いました。
そして、その写真にある地層の岩石を一人一人にわたしました。

DSCN2051平タガネや貫通マイナスドライバーとハンマーを使ってしまもようの隙間を割っていきました。

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「先生。出た出た!葉っぱ!」

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パカッと割れた瞬間に30万年前の葉と対面したわけです。
今月7日には、石川県の夕日寺健民自然園へ行き、今度は200万年前にタイムスリップしてきます。