気体の重さを感じよう(6年)

DSCN0081DSCN0074DSCN0058DSCN0061DSCN010212月19日(金)
6年生の理科の時間に亀谷校長による特別授業が行われました。

6年生の子供たちはこれまでの理科学習において酸素・窒素・二酸化炭素といった気体について学んできました。今日は、気体にも重さがあり、その重さは種類によって違うということを学びました。

最初に窒素、酸素、二酸化炭素、ヘリウム、水素のシャボン玉を作りました。窒素や酸素はゆっくりと落ちていき、二酸化炭素は早く落ちていきました。ヘリウムや水素は天井まで上っていきました。また、二酸化炭素でいっぱいにした水槽にシャボン玉を吹きかけるとあたかもそこにクッションがあるかのようにシャボン玉が水槽内の空間に浮きました。その後、各班に分かれて塩酸の中に金属であるマグネシウムを入れて水素を発生させ、水素のシャボン玉を作りました。

子供たちは、気体にもそれぞれ重さがあり、それは種類が違うと異なることを実感したようです。

最後におまけとして2つの実験を行いました。水素が燃える性質をもつことを示す実験です。1つめは、塩酸の中にマグネシウムを入れて上方置換により集めた水素に火をつけると「キュッ!」という音を立てて燃える現象。2つめは、水素のシャボン玉に火をつけると、まるで火の玉のように燃える現象。

子供たちは、気体の重さと一緒に燃える気体があることを驚きをもって学んでいました。