6年生は理科の時間に月がなぜ満ち欠けをするのか、太陽と月の位置を考えて学んでいます。
この単元の内容は大変難しいです。
最初に、いろいろな形の月を提示し、そういった月の形が実際に見えるのかどうか予想しました。
続いて、満月は日没時に東の空から登ってくるパノラマ写真を見せました。(9月中旬に、学校の屋上から撮影したものです。)
これらを基に、最初に提示した月の形が実際に見えるのかどうか、以下のようにして確かめていきました。
まず子供たちは、まず自分が地球になったら、どう回っているのか、日の出や太陽の南中、日の入り等を体感しました。
その後、友達に月モデル(発泡スチロール球に黄色の蛍光塗料を塗った物)を持ってもらい、月の位置を固定したときの、一日の月の動きを観察しました。
最後に、自分自身が月モデルをもち、月の位置をいろいろと変えるとどのように月が見えるのか、観察しました。
意見が分かれた月の形は実際にはないということを体感できたのではないでしょうか。