6年生は理科の時間に「てこのしくみとはたらき」の単元に入りました。
今日は、子供たちの多くが遊んだことのあるシーソーをやりながら、てこのはたらきについて体感しました。
シーソー遊びは、6年生がやっても楽しいようで、いい笑顔でした。
やっていくうちに、体重に差がある友達同士でも、乗る場所を変えるとシーソー遊びがうまくいくことに気が付いていきました。
乗る位置によって感じる相手の力を手で感じてみると、その違いがよりはっきりとしました。
また、二人乗りでシーソーを体感してもいました。
その後、「不思議に思ったこと」「はっきりと分かったきまり」に分けて、全員で考えを出し合いました。
「不思議に思ったこと」は、「なぜ、相手がシーソーの中央へ近づいていくと軽く感じていくのか。逆に、相手がシーソーの端に行くと重く感じていくのか」でした。また「はっきりと分かったきまり」も全く同じことで「相手がシーソーの中央へ近づいていくと軽く感じ、端へいくほど重く感じる」ということでした。
「相手の体重が変わったの?」と問いかけましたが、それには「変わるわけがない!」と返ってきました。
実際のシーソーで体感したことを、モデルを使って再現していきました。
すると、「先生、見てみて!おもり1個(10g)とおもり16個(160g)でもつり合うところがあるよ!」そんな声が上がりました。おもさが16倍と大きく違っていてもつり合ってしまうところに、子供たちはおもしろさを感じたようでした。
次回からは、今日の学習で学んだ「きまり」について、より丁寧に探っていくことになっています。