6年生の理科は「電気の利用」の単元の学習を引き続きしています。
手回し発電機で作った電気をためるために、教科書ではコンデンサーが出てきます。
しかし、中は子供たちにとってブラックボックスです。
そこで、身近にあるものでコンデンサーのように電気をためることができるものを作ることにしました。
使った物は、おむつの中に入っている吸水ポリマーと鉛筆の芯(2B)です。
こんな簡単なもので電池のような働きをするのかなぁ・・・
そう思いながら手回し発電機を500回、600回と回していきました。
すると、色々な班から「おむつ電池」につないだICオルゴールが鳴り始めました。
回す回数を増やすほどICオルゴールの音も大きくなり、長い時間鳴り続けました。
子供たちの感想です。(驚いた事実も含みます。)
・身近な物で電池が作れるとは思わなかった。他にもどんなものがあるか知りたくなった。
・おむつ電池ではオルゴールが鳴らないと思っていたけど鳴ったのでビックリした。
・手回し発電機を回せば回すほど音が大きくなった。手回し発電機の-極につないだ方の鉛筆の芯には泡が多く付いていた。
・手ですごく回すとたくさんの泡が出た。
・鉛筆の芯の周りに泡が付いたから、泡がなかったら音が鳴らないのかな?
・ずっと回していたら5分以上はオルゴールが鳴ったけど、音色はだんだんひどくなっていた。
・他に電気を作る方法はどんなのがあるのか知りたい。
・吸水ポリマーなしで水だけでやるとどうなるのか知りたい。
・ほんの少量の粉(吸水ポリマー)がたくさん水を吸って驚いた。
・鉛筆の芯は書くこと以外に、こういった使い方があることに驚いた。