桜の芽と花と葉

4月22日(金)
4年生は5・6時間目の理科の時間に桜の芽と花と葉のことについて考えました。
放生津小学校には多くの桜の木があります。
花はすでに多くが散りました。また、花が咲く前、晩秋から冬の期間を「芽」の状態ですごしていることも多くの子供たちは知っていました。
そこで、子供たちに聞いてみました。

「芽から桜の花や葉はどうやって出るのだと思う?」

子供たちはいろいろと考えました。

「芽から直接花が咲くだろう。その後、葉が出るだろう。」
「芽から少し伸びてつぼみになって花が咲くだろう。その後、葉が出るだろう。」
「芽から葉が出て、花が咲くだろう。」
「一つの芽からいくつもの花が咲くだろう。その後、葉が出るだろう。」
「芽はタケノコのように大きく伸びて、その後、花が咲くだろう。そして、その後、葉が出るだろう。」
「花や葉が出る芽はそれぞれ違うだろう。」

子供たちからは仮説が出たり、友達の考えに対して意見が出たりしました。

「花だって、成長の順番があるよ。だから、葉が先で、その後花が咲くはずだよ。」
「でも、花がいっぱい咲いているとき、葉は見られなかったよ。」
「花が一つの芽からいくつも咲くなんて、芽は花瓶ではないんだから、あり得ないと思うよ。」

現在は、多くの花が散っているため、今年の春の桜の花が咲いた頃の写真を2枚、見せました。
page001 IMG_0416子供たちは一つの芽から花が複数咲いていることや、葉が出る芽と花が咲く芽(葉芽と花芽)があることに驚いていました。
ある子供が

「葉が出る芽と花が咲く芽の見分け方はあるのですか?」

と聞きました。触った感じが違うことを子供たちに伝えました。お楽しみは、冬までとっておくことにしました。
実際に校庭の桜を観察に行くと、まだ散らずに残っていた花があり、そこには葉はないことに気が付きました。
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身の回りには、不思議なことがいっぱいあります。