5年生は理科で「雲と天気の変化」の学習をしてきました。
雲には雨を降らすような雨雲とそうではない雲があったり、天気はおおむね西から東へと変わっていったりすることを学びました。
それらの学習では「放生津小学校の13時の天気はどうなるだろう?」という問題を解決するために、どんな情報を集めればよいのかを考え、実際に天気予報をしていくことを通して必要な情報が何なのか学んでいきました。
ただ単に、西側に雨雲があるから雨が降るだろう、というだけでは数時間後の天気予報ができないことも学びました。
雨雲の移動速度なども考えないとピンポイント予報ができないということです。
利用するデータは、主として日本気象協会のホームページにある雲画像や雲画像の動画、アメダス、雨雲等の情報です。
5年生35名が九つのグループに分かれ、毎日長休みにデータをまとめ、昼休みの校内放送でその日の午後の天気や翌日の午前中の放生津小学校の天気予報をします。
今日はその1回目でした。担当の子供たちは朝からデータを集めたり、西の空を眺めたりしながら天気を予報していきました。
各班が2回ずつ校内放送で天気予報を行っていきます。
この活動を通して、天気のことについて学ぶと同時に、どのような情報をどうやって収集すればよいのか、必要な情報とそうではない情報とは何か、情報を発信する側の責任といった情報リテラシー能力も付けていってほしいと願っています。
また、同じグループの友達と天気を予報するという活動を通して、その学びが主体的・対話的なもので、より深い学びになっていってほしいとも願っています。