6年生は理科「月の形と太陽」について学んでいます。
月の形が日々変わっていることは、これまでの経験や観察を通して子供たちは知っていました。
しかし、いつ頃、どのような月が出るのかについては、何となく知っているような、知らないような曖昧な状態でした。
そこで、昨日の理科の時間に発泡スチロール球に黄色の蛍光塗料を塗った月モデルに太陽に見立てた光源装置から光を当て、地球に見立てた自分自身から見た月の形がどの場所でどのように見えるのか体験してもらいました。
事前に、月は約30日間で地球の周りを一周回っていることと、地球も北から見ると反時計回りに1日に一周回っていることを話しました。
月の位置が変わると新月→三日月→半月→満月と、どんどん変わっていくことを体感しました。
また、三日月と反対の形や半月と反対の形の月も見えることを学びました。
そこで、今日は以下のような月を提示して、「この月は、いつ頃見える月でしょう?」という問題を投げかけました。 子供たちは「朝方」「夕方」「夜中」「特に見える時間帯は決まっていない」といった四つの予想に分かれました。
今回は、一人一人が「鈴カステラ」を使って確かめていきました。
隣同士や同じ班同士で
「こうやったら朝方に見え始めるだろ!」
といった鈴カステラを使いながら話し合っている姿があちらこちらで見られました。
鈴カステラを使うと、大変分かりやすかったです。