「先生。おもしろい物見付けたよ!」
朝、東門に立っていると、ずいぶん遠くから子供の声が聞こえました。
「これこれ。」
そう言って見せてくれたのがこれ(下の画像)です。「あぁ、これは植物の種だねぇ。よく見付けたね」
そう言うと
「これ、いっぱいあったよ」
二人で種を見つめながら児童玄関へと向かっていきました。
レイチェル・カーソンさんは、著書『センス・オブ・ワンダー』の中で、以下のように書いています。
「知ることは感じることの半分も重要ではないと固く信じます。(中略)美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知なものにふれたときの感激、思いやり、憐れみ、賛嘆や愛情などのさまざまな形の感情がひとたびよびさまされると、次はその対象となるものについてもっとよく知りたいと思うようになります。そのようにして見つけだした知識は、しっかりと身につきます。」
冬休み、多くの発見と喜びを子供たちは見付けていくことでしょう。