3年生の理科「電気の通り道」では、スイッチ作りをしました。
厚画用紙、アルミホイル、セロハンテープだけで作りました。
試行錯誤しながら、うまくスイッチを作ることができたとき、子供たちはいい顔をしていました。
そのうち
「先生。リバーシブルのスイッチができたよ」
そんな声が聞こえてきました。見るとおもしろい工夫がしてありました。
そのことをクラスの子供たちに伝えると、気になった子供たちが一斉に見にやってきました。
スイッチ一つですが、子供たちは楽しんで作っていました。
3年生の理科の授業は「明かりをつけよう」に入りました。
子供たちに豆電球とソケット、乾電池1つ、そこにジェンガ(木製の積み木)をアルミホイルで巻いたもの4本を渡して、豆電球を付けてみるように伝えました。
子供たちは、豆電球とソケット、乾電池1つのつなぎ方は知っていたのですが、そこへアルミで巻いたジェンガの登場とあって、事は簡単には進みませんでした。
ところが、しばらく「あ~でもない、こうでもない」とやっているうちに、子供たちの中から「あーっ!ついたついた!」と声が上がりはじめました。
すると、いろいろな場所へ付く方法が波及していきました。
また、「先生!スイッチみたいになったよ」という声も聞かれました。ジェンガを電池に付けたり離したりすると豆電球がピカピカ光るというのです。この方法も、いろいろな場所へ波及していきました。
さらに、ジェンガの表面を導線で滑らすようにしても豆電球の明かりが付いたままの状態になることに驚いていました。
個人の追究のあと、今度は3~4人グループで協力して、電池1個、豆電球1個、ジェンガは最大16個を使って明かりを付けてみようと投げかけました。
子供たちは、活動をとっても楽しんでくれました。
5年生の理科の授業は「電流のはたらき」に入りました。
まず子供たちに見せたのは、磁石に引きつけられるのは「鉄」であり、アルミや銅などの金属は引きつけられなかったという現象です。子供たちは3年生で学んだこのことをよく覚えていました。
そこで、「磁石に引きつけられないはずのアルミに電流を流すとどうなるのだろう?」と問いかけ、現象を観察してもらいました。
電流を流したとたん、磁石の上に置いたアルミがまるでブランコのように揺れはじめました。
子供たちは驚いていました。
自分たちでもやってみることにしました。子供たちはすごいです。教師が提示したブランコの揺れを確認すると、次は幅が広いもの、宝石のように丸めた物などいろいろと試してみていました。
今からおよそ200年前(1820年)、デンマークの科学者エルステッドが偶然発見した現象を子供たちは楽しみました。
今日は快晴でした。
3年生は理科の時間に、光は集めることができ、鏡をいくつも使って光をチョコレートに集めると、とかすことができることを学んでいました。
昨日は、その鏡で反射させた光をもっといっぱい集めると水を温めることができるのか。
さらには、紙を焦がすことができるのか、試してみました。
子供たちの中からは「鏡を100枚にしたら水を温めることができるのではないか?」という考えが出ました。
ペットボトルは透明なのと真っ黒のビニルテープで覆った物を用意して、そこへ水を入れました。
これも、子供たちからはさまざまな仮説が出てきました。
透明なペットボトルの中の水の方が熱くなるだろうと予想した子供は
「だって、テープで覆った方には光が入っていかないから、中の水は温まらないと思うよ。」
「光をはね返しそうだよ。」
と考えていました。
黒いビニルテープで覆ったペットボトルの中の水の方が熱くなるだろうと予想した子供は
「黒いビニルテープだと、いったん中に入ると光が閉じこめられそうだから熱くなりそう。」
「黒っぽい服を着ると、温かくなるよ。」
と考えていました。
鏡を100枚にする代わりに、パラボラアンテナ型の物を提案しました。
実際に、どのくらい熱くなるのか、光が集まるところに子供たちは手を入れて確かめていました。
待っている間に、ペットボトルと同じように白い紙と黒い紙に虫眼鏡で光を集めてみました。
白い紙はあまり反応がありません。
ところが、黒い紙だとあっという間に煙が出ることに驚いていました。
さて、ペットボトルの結果は、最初は21度だった水温が透明なペットボトルの方は34度、黒いビニルテープで覆ったペットボトルの方は45度になっていました。子供たちは、その水温の違いを実際に水を手にかけて確かめていました。
文部科学省が主催する「地域を活用した学校丸ごと子どもの体力向上推進事業」として元ヤクルトスワローズで投手をしていらっしゃた矢野和哉先生をお迎えして「アスリートとのふれあい・投動作指導」が本校体育館で開催されました。
3~6年生が指導を受けました。
矢野先生からは、元ヤクルトスワローズ監督の野村克也さんの「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」といった言葉の意味やスポーツの意味、真剣さの意味等について教えていただきました。
また、「アスリートポジション」をマスターすると、他のどんなスポーツにも応用できることも教えていただきました。
子供たちはアスリートポジションからの投げ方についてスモールステップで教えていただいたので、大変分かりやすかったです。
3年生は理科「光で遊ぼう」の単元をスタートしました。(天気が悪い場合は「ゴムや風のはたらき」の単元をしています。)
今日は一人一人が鏡を使って太陽光を校舎に反射させてあてていました。
屋上に反射させた光をあてることや、一瞬で光が屋上から1階へ移動したりすることや、光が当たらない体育館下のピロティに反射光をあてることを楽しんでいました。最初はなかなか思うように光を操れなかったのですが、徐々になれていきました。
続いて、1つの鏡にいくつもの反射光をあてることを楽しみました。
いくつもの光が当たると、非常にまぶしくなることに驚いていました。
たくさん遊んだ後、色つきのセロファン(赤・青・緑)を鏡に貼って、同じように太陽光を当てるとどうなるのか子供たちに問いました。
子供の最初の予想は、ほとんどの子が色が壁に反射して映るというものでした。
しかし、数人の子からは次のような仮説が出てきました。
「セロファンは、光を反射させないと思う。」
「セロファンは、光を吸収してしまうと思う。だから、光は反射しないと思う。」
「色によってちょっと違うような気がする。青色は濃いから光を反射させないような気がするけど、赤色はちょっと反射して、緑はもうちょっと反射するような気がする。でも、色は付かないような気がする。」
この仮説が出た後、再び予想を以下の3つにしぼって聞いてみました。
ア、色が反射して写る。
イ、色は反射しないけど光が反射して写る。
ウ、色は反射しない。
すると今度は圧倒的に多くの子がウに挙手しました。
さっそく実験です。
どの色も壁に映りました。子供たちからは驚きの声が上がりました。
続いて「カップに入ったチョコレートを太陽の光を集めていち早くとかそう」という課題を出しました。
子供たちは、先ほどやった太陽光を鏡によって反射させて一カ所に集めてとかそうとしました。
最初はなかなかとけなかったのですが、そのうち少しとけ、やがてドローンととけていく様子に驚いていました。
2学期がスタートしてから、今日で4日目です。
子供たちは、すっかり学校の生活リズムに慣れたようです。
各学年、パワーアップタイムや朝の会に集中して取り組んでいます。