4年生は理科「寒さの中でも」において、冬芽について学びました。
これまで桜の芽については4月から観察してきていて知っていましたが、この単元の教科書には冬芽の下に「表情」のように見える写真が掲載してありました。
子供たちに
「放小の北公園等でも、探すとこの顔を見付けることができますよ!見付けた人は、教えてくださいね。」
と呼びかけていました。
すると、今朝、4年生の子供が職員室まで来てくれました。
「先生。あの教科書にあったような顔、見付けたよ!」
そう語る表情は、まるで宝物でも見付けたかのようなステキな表情でした。
長休みに一緒に見に行くことを約束しました。
長休みとなり、子供たちと一緒に北公園へ行ってきました。
するとどうでしょう!
教科書と同じような冬芽とその側にある顔に出会えました。
その時初めて見た子供もいて、みんなで感動を分かち合いました。
北公園の「顔」
子供たちは、もっと他にもないかと探し出しました。
「先生。ここにもあったよ!」
桜の木の芽の近くにかわいらしい顔がありました。
まるで合唱団のようです。
いくつもの顔が並んでいます。
(4年生教室に、本校の図書館にあった長新太著『ふゆめ がっしょうだん』福音館書店 を紹介しました。)
寒い中、授業でちょっと紹介した写真なのに、探していた子供のすばらしさ、友達が見付けたものを自分も見てみたいと見に行く子供の感性の豊かさ、もっと探してみようと夢中になっている子供のステキさに出会えた時間でした。
グラウンドの西側で発見!