運動会の様子3です。
「3年」カテゴリーアーカイブ
運動会その2
運動会その1
比較して観察
3年生の子供たちは、教室でヒマワリとホウセンカを種から育ててきました。
背中を丸めるようにして発芽し、種の皮をかぶった状態で子葉が出てくる様は、とてもかわいらしいです。
さて、理科の時間にヒマワリとホウセンカの観察をし、どちらにも子葉が2枚、その子葉の間から葉が出てくることに気が付いていきました。全ての植物についてそういえるのかどうか。それを確かめるために、教材園へ行きました。
教材園には様々な学年が様々な植物を植えています。子供たちはヘチマ、ヒマワリ、ホウセンカ、カボチャ、トウモロコシを観察しました。最初に4年生が育てているヘチマを観察しました。
「あっ!ヘチマはおおきな子葉が2枚あるぞ。」
「葉がおおきい!」
「葉は、子葉の間を十字のようにでているよ。」
様々な気付きをしていました。
続いて自分たちも育ててきたヒマワリとホウセンカ。
これもヘチマのように2枚の子葉があり、その間から葉が生えていることに気付きました。
続いて5年生が育てているカボチャとトウモロコシを観察しました。
カボチャも2枚の子葉があり、その間から葉が生えています。ところが、次のトウモロコシへと行ったとき
「子葉がないよ?」
「どうなっとるが?」
そこで、
「トウモロコシは、子葉が1枚なんだよ。5年生がバケツで育てている稲と同じだよ。1枚の子葉もあるんですよ。」
と伝えました。
これまでとは違った事実と出会いました。
3年生の理科のキーワードは「比較すること」です。
子葉や葉も、自分たちが育てている物だけではなく他の植物と比較することで、学びが深まります。
教材園の観察を終えた後、昨日ホームページで紹介しました梅の木を見に行きました。
3年生の子供たちも、多くの梅の実を拾っていました。
ある子供が
「でも、サクランボは、学校にはないやろう?」
とつぶやいたので、さっそくサクランボを探しに行きました。
数は少ないのですが、赤く色づいているサクランボを見付けることができました。
学校の桜の木にサクランボがなっている!?
この事実に多くの子供たちが驚いていました。しかし中には家の近所の桜の木に緑色の実、黄色の実、赤色の実がなっていることを知っている子が何人かいました。すごいなぁって思いました。
教室へ帰る途中、築山にある紅葉の木を見ました。
そこにはプロペラ型の紅葉の種が付いていました。
4月に紅葉の種を「くるくる回りながら飛ぶ種」として紹介しました。ところが、今日見付けた種はうまく飛びません。
子供たちには、もうしばらく待って、自然と下に落ちた茶色っぽい種になるまではクルクル回りにくいということを伝えました。
紅葉の木の下に種が落ちてくるのが楽しみになったようです。
自然の観察
3年生は、理科の時間にミクロハイクを行いました。
身近な自然の観察として、築山側の草むらを、たこ糸一本と虫眼鏡一つを使って探検しました。
普段見慣れている草むらも、そこに張ったたこ糸一本を虫眼鏡でたどっていくと、まさにそこはジャングル。
子供たちは目の前に広がる世界に驚いていました。
身近な世界に、不思議が広がっています。
4年生は、校庭に広がるさくらの観察を行いました。
花の多くが散った今、さくらはどうなっているのかを観察しました。
「さくらの花が散った後に、星形の物が残っていたよ。」
「みどりの葉が出てきたよ。」
「どんぐりみたいな丸いのがあるよ」
いろんな発見をしていました。子供たちにはどんぐりのような緑色のものは、サクランボになることを伝えると驚いていました。
ここにも、見えているようで見えていない、不思議な世界がありました。
本日の授業の一コマ
給食が始まりました
195名のはとっ子がそろって授業開始
春休みのしおり
6年生に贈る歌の練習をしました。
磁石を使ったおもちゃ作り
大豆まつり
磁石で遊びながらいろいろなことを発見しました
ジェンガの授業(3年)
子供たちに「電気」について知っていることを聞くと「明るい」「いろいろなものの役に立つ」「電池」「豆電球」「LED」等の用語が出てきました。生活の中でいろいろな言葉を知っているようです。
その後、乾電池について聞くと「プラスとマイナスがあるがいぜ」「プラスとマイナスにつないだら豆電球がつくがいぜ」との答えが返ってきました。プラスとマイナスという言葉をどこで知ったのか聞いてみると、「リモコンの電池を入れる時に、プラスやマイナスの向きを間違えずに入れているよ」と生活体験の中で得た知識だと分かりました。
子供たちには、一人当たり「乾電池・豆電球ソケットをそれぞれ1個、アルミ箔で包んだジェンガ(木片)4個」を渡し、それらを使って自由に回路を作ってもらいました。子供たちは楽しんで回路を作っていました。長い回路、立体的な回路など様々です。ときどき「あれ?なんでつかんが?」という声が聞こえてきました。それを子供たちがジェンガの組み合わせをかえたり、よりジェンガ同士を密着させたり、よく見ると電池とジェンガが接着していなかったりすることに気付いていきました。子供たちは楽しみながら電気回路について学んでいたようです。