「口の中のご飯の15分間を実況中継する」「でんぷんが麦芽糖になる瞬間を見る・体感する」「静脈弁を体感する」授業

6年生は理科「人や動物の体」において、臓器や消化、呼吸、血液について学んでいます。
消化のところでは、ご飯を口の中に15分入れた様子を実況中継し、ノートに記述していきました。
2分経過する頃から、甘さを感じ出す子供が出始め、5分ぐらいで全員が甘さを感じました。
最後には、多くの子供たちのご飯が汁のようになったり、ドローッと液体のようになったりしていました。
IMGP0069 IMGP0053水溶き片栗粉にお湯を入れた「でんぷんのり」にヨウ素液を入れると青紫色になりました。
そこへ唾液の代わりに消化酵素である「ジアスターゼ」を入れると、みるみるうちに固まっていたでんぷんのりがシャワシャワの液体状態になりました。
と同時に、青紫色だったのが無色透明になっていきました。
子供たちはこの色の変化と手応えの変化に驚き、改めて、でんぷんが唾液によって麦芽糖へと変わっていくことを実感していました。

呼吸のところでは食道から気管へと分岐するところに「弁」があることを学びました。
また、「弁」は心臓や静脈にもあることも学びました。
この「弁」の仕組みについて、浮き輪などを膨らませるポンプの先の仕組みを2人ペアで考えていきました。
ポンプの先の一方へ鉛筆を差し込むと通すのですが、逆から差し込むと通しません。
この不思議な仕組みを実際にやってみながら考えていきました。
しばらくすると、至る所から「分かった、分かった!」といった声が聞かれてました。
子供たちは、弁の仕組みについて身近な道具から学んでいきました。
最後に、静脈弁についての説明を行い、自分の手や指と塩ビ管を使って静脈弁の働きを体感してもらいました。
すごく単純な装置ですが、塩ビ管の先に手や指を当てて上下するだけで水が飛び出してくる現象に子供たちは驚き、何度も試していました。
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いのちの授業~永井さんをお迎えして~

5月23日(木)
永井さんをお迎えして、いのちの授業を実施いたしました。
困難に直面された永井さんが、自分のいのちについて感じ、考えられ、実践されたことを伺い、「今を生きる」ことについて学ばせていただきました。
また、永井さんが獲得されたメダルを手に取らせていただいたり、どんな質問でも明るく答えてくださったりしたことで雰囲気も一層和らぎ、永井さんを近く感じることができました。
思春期にさしかかっている5年生の今、永井さんのお話は忘れることのないものとなったことでしょう。
永井さん、お忙しい中、ありがとうございました。
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本に親しもう集会を行いました。

6月22日(水)
図書掲示委員会が主催する「本に親しもう集会」を昼休みに行いました。
読み聞かせやクイズ等がありました。
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また、児童会執行部が中心となって毎月行っている「あいさつ運動」や日頃のあいさつの様子から、子供たちや先生方の推薦で6月の校内あいさつ名人が決まり、その名人のみなさんの発表がありました。
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最後に、校長先生から読書の大切さについてのお話がありました。
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水の中の小さな生き物の観察に熱中しています。

5年生は、メダカの卵がいっせいに孵化しました。
昨日の段階では、目玉や動いている心臓がはっきり見えていました。
今朝、何人かの子供たちが

「先生。メダカ生まれたよ!」

と言いに来ました。
これまでずっと観察してきたメダカが孵化したことが嬉しかったのだと思います。

子供たちか飼っているメダカは本校の自遊園のメダカです。
水槽の水も自遊園の水です。
水を換えていませんし、えさも与えていません。
水槽の下に砂利を敷き、自遊園の水草(オオカナダモ)を入れてあるだけです。
それでも、卵を産み、今日まで一匹も死んでいません。

自遊園のメダカはえさを食べなくても生きていけるのでしょうか。
自遊園の水の中にえさになる何かがいるのではないかということで、顕微鏡で調べました。
徐々に
「すごい!これはアオミドロだ!」
「クンショウモがいる!」
「ゾウリムシだ!」
「なにやらあやしい動きをするものがいるよ」
驚きの連続だったことでしょう。理科室に備えてある本や教科書を参考に見えた生き物の名前を同定しようとしていました。
なかなか難しいのですが、肉眼では見えない水の中に確かに存在する小さな命を確認した瞬間でした。
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昼休みに、大勢の5年生が理科室に観察の続きをしにやってきました。
ミジンコやワムシ等を見付けていました。
「先生。明日も来ていいですか?」
子供たち、熱中しています。
DSCN1003 DSCN1011そこへたまたま通りかかった3年生の子供たちが理科室をのぞいていました。
顕微鏡をのぞかせてもらったり、一緒に図鑑で調べてあげてもらっていた3年生は嬉しそうでしたし、5年生が頼もしかったです。
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1年生親子歯磨き教室・給食試食会

1年生が親子歯磨き教室と給食試食会を行いました。
歯科衛生士の先生より、歯の大切さを教わりその後、染め出しを行いました。
奥歯や歯茎のところが特に磨き残しが多かったようです。
そして、歯磨きについてです。
歯ブラシの選び方や磨き方、ポイントをしっかりとおさえながら磨くことができました。
虫歯にならないための3つの約束をこれからも守っていけたらと思います。
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その後の給食試食会。
子供たちの給食や片付けの様子はいかがでしたでしょうか。
子供たちにとって、保護者の方と食べる給食はいつもより一層おいしく感じたことでしょう。
嫌いな物でも一口は頑張って食べることや残さず食べること、またお茶碗を持って食べること等の食事のマナーについてもまた指導していきたいと思います。
お忙しい中、多数参加して下さり本当にありがとうございました。
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プール開きを行いました。皆出席10日目!

プール開きを行いました。
水泳指導をしていただく紺谷先生の紹介を河田校長先生がなさいました。
IMGP0154その後、体育主任の川島先生からプールの安全な使い方として「はといるよ(は:はしらない と:とびこまない い:いたずらしない る:ルールをまもる よ:ようぐをたいせつにする」をキーワードとして説明がありました。
IMGP0156 そして、児童代表の二人が誓いの言葉を述べ、全学年が10分間程度でしたが1年ぶりのプールに入りました。
水は少し冷たかったのですが、子供たちの表情はとってもよかったです。
IMGP0165 IMGP0181 IMGP0202 IMGP0209IMG_2576これからスタートする水泳教室やプールでの学習の安全を校長先生と教頭先生が祈願していらっしゃいました。

なお、今日は183名の児童全てが出席した皆出席の日となりました。
4月から通算で10日目となりました。

避難訓練とBFC入隊式

2時間目に理科室から火災が発生したという想定で、避難訓練を行いました。
1年生にとっては初めての避難訓練です。
どこからの出火なのか、どこを通ってどこへ避難するのか、それを聞き取ることが大事だと、新湊消防署の方から教えていただきました。
校長先生からは、「おはしも」(お:おさない は:はしらない し:しゃべらない も:もどらない)が大切であるお話がありました。また、「し」には「しんけんに」という意味もあるということも教えていただきました。
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5・6年生は、消火器の使い方の講習を受けました。
水消化器を使って、消火器をどのように使えばよいのか、実際に操作してみました。
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5年生は3時間目に、BFC(少年消防クラブ)の入隊式を行いました。
新湊消防署の方から、消防クラブ員証をいただき、子供たちにできることはどのようなことなのかについて教えていただきました。
IMGP0130 IMGP0136その後、地震が起きたとき、起きる前にできることについてのビデオを見ました。
自分たちにできることを、家庭や地域でも考え、やっていくことと思います。

さわやか運動

新湊高校生徒会、新湊中学校生徒会、放生津小学校児童会が一緒にあいさつ運動を行いました。
朝からさわやかな笑顔が広がりました。
さわやか運動は、明日も行います。
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よい姿勢タイムを始めました。

美化・保健安全委員会が主催している「よい姿勢タイム」を3時間目の最初の1分間に取り組み始めました。
1分間、心地のよいBGMに合わせて、よい姿勢を保持して座ります。
3時間目の学習に、集中して取り組めました。DSCN0968本日は183名の児童全員が出席した、皆出席の日となりました。
4月から通算で9日目です。

南極の氷の贈呈式と南極に関する授業を行っていただきました。

体育館に全校児童が集まり、南極の氷の贈呈式と南極に関する授業を自衛隊富山地方協力本部よりご来校していただいた4名の自衛官の皆様に行っていただきました。

5万年前の南極の氷を贈呈してくださいました。

5万年前の南極の氷を贈呈してくださいました。

5万年前の南極の氷

いただいた南極の氷

いただいた氷は、約5万年前の南極の氷でした。
南極について、いろいろなことをクイズ等を交えて教えていただきました。
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クイズの中には、「南極でシャボン玉をふくらますとどうなるでしょう?」「南極で方位磁針を使うとどうなるでしょう?」といったものがあり、子供たちはもちろん、その場に参加していた教職員も「どうなるんだろう?」と考えました。
(ちなみに、南極でシャボン玉をふくらますと凍るそうです。また、方位磁針は、くるくる回るように動くそうです。)
質問コーナーでは、多くの児童が質問をしていました。
「南極の氷と普通の氷では、どちらが早く溶けますか?」「南極と北極で行っていることは同じですか?」「南極では携帯電話は凍りませんか?」等です。
DSCN0882子供たちなりに、一生懸命授業を聞き、なかなか考えているなぁと感心しました。
最後に、南極の氷を水の中に入れたときに出る炭酸水がはじけるような「プチプチッ」といった音を直接聞いたり、いただいた南極の氷を触ったりさせていただきました。
子供たちにとって、南極がこれまでよりも身近に感じられた時間となったようです。

「あっ!プチプチ音がするよ!」

「あっ!プチプチ音がするよ!」

「南極の氷って、つめた~い!」

「南極の氷って、つめた~い!」

ポッポの会の方による朝の読み聞かせが始まりました。

ポッポの会の方による朝の読み聞かせが始まりました。
会のみなさんが本を読んでくださると、子供たちは真剣に聞き入っていました。
梅雨のじめじめした中、ご来校いただき本を読んでくださったポッポの会のみなさん、ありがとうございました。
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全校ボランティアを行いました。

5時間目(6年生は6時間目も実施)に全校ボランティアを行いました。
1~4年生は学校の周りやグラウンドのゴミ拾いや草むしり等を行いました。
5年生はプール開きに向けて、更衣室やプールのトイレ、プール周りの除草を行いました。
6年生はプールの中の掃除を行いました。
特に6年生にとっては、6年間で初めてプールの中の掃除となります。
今年の水泳学習は、自分たちの手できれいにしたプールでの学習となり、格別な思いをもって臨むことでしょう。

清掃前のプール

清掃前のプール

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とってもきれいになりました。

とってもきれいになりました。

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5年生もがんばっていました。

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あいさつ運動

6月8日
放生津小学校に明るいあいさつの声がもっと広がることを期待して、1年生と6年生の赤白団があいさつ運動を行いました。
少し恥ずかしそうに「おはようございます」と登校してきた人にあいさつする1年生。
その様子を見て励まし、更に大きな声で「おはようございます」とあいさつする6年生。
とても温かいあいさつ運動となりました。
お忙しい中、朝早く登校できるように協力してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。
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1年生アサガオの観察をしました

1年生が毎日水やりをして、お世話をがんばっているアサガオ。
今日は、じっくりと観察しました。
「下の方の色が緑色じゃないよ」
「ふわふわしているよ。よく見たら毛があるよ」
様々な発見をした子供たち。
子供たちと一緒にアサガオもすくすく育ってくれることでしょう。
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酸素50%と二酸化炭素50%の合成空気に火のついたろうそくを入れると・・・

6年生の理科「もののもえ方」の発展学習として、「酸素50%・二酸化炭素50%の中に火のついたろうそくを入れると火はどうなるのか」について考えました。
子供たちは、これまでに学んできている以下の事実を使いながら、考えていきました。
・空気中には窒素が約79%、酸素が約21%、二酸化炭素が約0.03%ある。
・集気瓶の中に空気を入れて、火のついたろうそくを入れると、火はやがて消えて、中の空気は窒素はそのままで酸素が約18%、二酸化炭素が約3%になった。(透明な石灰水が白くにごった)
・窒素100%の集気瓶の中に火のついたろうそくを入れると、すぐに火が消えた。
・二酸化炭素100%の集気瓶の中に火のついたろうそくを入れると、すぐに火が消えた。
・酸素100%の集気瓶の中に火のついたろうそくを入れると、火は激しく大きくなった。
子供たちの予想は以下の通りです。
IMG_0361それぞれの予想を聞くと、子供たちよく考えています。

(予想ア)
「火はすぐに消えると思います。普通の空気を集めた集気瓶の中に火のついたろうそくを入れると火は消えた。でも、このとき、酸素は21%から18%に減っている。18%も残っているのに火が消えるということは、約3%増えた二酸化炭素の影響力が大きいのだと思います。二酸化炭素が3%でも消えるのだから、50%にすると、すぐに消えると思います。」

(予想イ)
「火はやがて消えると思います。二酸化炭素は火を消すのではなく、物を燃やすはたらきがないと考えます。酸素100%だと激しく燃えたから、その半分だと空気中とあまり変わらないような気がするからです。」

(予想ウ)
全員が「なんとなく、とても明るく燃えそう」だというものでした。

いよいよ実験です。

合成空気を作るところから、子供たちは集中してみていました。
その中へ、火のついたろうそくを入れると・・・
IMG_2464「ほら!やっぱり激しく燃えたよ。」
子供たちはこの結果に驚いていました。
実験後、小学校理科で初めて出てくる化学変化について、説明しました。(化学変化という用語は、中学校で学びます。)
IMG_0362火が消えたときに酸素が減った割合と二酸化炭素が増えた割合が同じであることと合致したようでした。
また、「なぜ18%も酸素が残っているのに、火が消えるのか?」という疑問についても、説明しました。
子供たちにとっては、酸素が残っているのに火が燃え続けないということに、これまでの論理との整合性がつかないで悩んでいたからです。
電池だって、「モーターカーには使えなくなっても、リモコンには使える場合がある」という例えを使うと、多くの子供たちがうなずいていました。

(なお、正確には、学校で使っているろうそくの原材料はパラフィンですから、炭素と水素からできています。燃えるとき、水素と空気中の酸素が結びついて水ができます。子供たちには、このことについては、説明しませんでした。)

 

 

朝マラソン

水曜日の朝のパワーアップタイムは、朝マラソンです。
全校児童がグラウンドに集まり、ラジオ体操をしてから約5分間走ります。
朝からさわやかな汗をかきました。
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学校訪問研修を行いました。

本日は、西部教育事務所や射水市教育委員会、射水市教育センターから多くの先生方をお迎えして、子供たちの授業の様子を見ていただきました。
子供たちのあいさつが至る所で聞かれてうれしかったです、と褒めていただきました。
子供たちが帰宅した後、授業がより子供たちにとって魅力あるものとなるように、協議会を行いました。
また、西部教育事務所の先生方よりアドバイスをいただきました。
本日の研修を生かして、子供たちにとってよりよい授業となるように、教職員一同、頑張っていきます。
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杏の実や桜の実が大きくなっています。

放生津小学校の周りには、数多くの樹木があります。
梅、桜、杏、イチョウ、ケヤキ、エノキ、松、柳、ヨーロッパトウヒ、プラタナス、コナラ、桑、紅葉等です。
児童玄関前にある杏の木には、緑色をした杏の実が大きく成長しています。
また、桜の木には桜の実が熟してきています。
これらの木々をゆっくり歩きながら観るのに気持ちのよい季節となってきました。
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