5年生は理科の時間に「もののとけかた」の学習に入りました。
今日は水の中に角砂糖を入れるとどうなっていくのか予想を立てて、観察をしました。
子供たちの予想には以下のようなものがありました。
・だんだん小さくなりながら、最後には見えなくなっていくだろう。
(砂糖自体は水の中に残っている。ただ目には見えないだけだろう。)
・だんだん小さくなりながら、最後には見えなくなっていくだろう。
(砂糖自体が水の中には無い状態だろう。)
・最初は下に沈むけど、そのうち水の上の方に浮いてきて、だんだんとけて小さくなって、最後には見えなくなっていくだろう。
(砂糖糖自体は水の中に残っている。ただ目には見えないだけだろう。)
・角砂糖の形は変わらないけど、「甘さ」だけが水の中に漂うだろう。
予想について、自然と同じグループの友達との話し合いが始まっていました。
さっそく観察開始。
水の中に入れた角砂糖は、数秒もすると周りが崩れていき、30秒もしないうちに粉々になってしまいました。
さらに子供たちからは
「糸みたいな物が見える!」
というつぶやきが出てきました。
他のグループからも同様のつぶやきが聞かれました。
なかなかよく観察しています。
その糸みたいな物は、ビーカーを振るとよく見えるのですが、振らなくても見えます。
子供たちに聞くと、糸のような物は、砂糖の粒の周りから横のあたりへ向かって出ていたようです。
15分ほど観察した後、粉々になった砂糖の粒はまだビーカーの下に残っています。
マグネチックスターラーを使って、攪拌しました。
1分ほど攪拌すると、ビーカーの下にあった砂糖の粒が見えなくなりました。
「目の前のビーカーの中の砂糖は、どうなったと思いますか?」
そこで子供たちに問いました。
以下のような予想が出ました。
明後日の理科の時間に仮説を出し合い、実験して確かめることになりました。